LNF(外国人ローヤリングネットワーク)総会・同総会記念シンポジウムが無事終了しました。
2021年5月21日、当事務所の弁護士・職員が事務局として参加している外国人ローヤリングネットワーク(LNF)の総会、同総会記念シンポジウムが無事に終了しました。
LNFは外国人事件を取り扱う弁護士等で構成される会員1600名超の団体であり、毎年、春先からこの時期にかけては、運営事務方は会費請求、会員名簿作成、予算決算などに忙殺されます。今年も例年通り忙しい日々でしたが、ようやく一区切りです。
とはいえ、”例年通り”と書きましたが、その事務作業の内容や開催の在り方は、この1年半で大きく変わりました。理由はコロナ禍で総会やシンポジウムがオンライン開催されることになったためです。
一方では物理的な印刷の手間がなくなり、準備は大きく省略化されました。今年のシンポジウムは130名以上の方々にご参加頂きましたが、このような規模のシンポジウムを現行の人的体制で開催することは、オンラインでなければ不可能であったと思います。また、今までは東京圏外の方々にご参加頂くことは事実上難しいものがありましたが、今年は全国各地、海外からもご参加を頂くことができました。
他方で、周知の方法やレジュメの配布方法などが従前と勝手が異なり、様々工夫を要することになりました。恥ずかしながら、2年前まではZOOMとSKYPEの区別すら曖昧でしたが、この1年半の間、他の事務局の方々と意見交換しながら、ようやく100名規模の集会が開催できるまでになりました。個人的には感無量です。
今期も様々ツールを駆使しながら、LNF会員の皆様のお役に立てるよう、運営を頑張っていきたいと思っています。
弁護士 伊藤崇